肩甲骨はがし
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肩甲骨はがしとは?
Q,肩甲骨はがしとは何ですか?
A,肩甲骨には肩の動きに大切な筋肉が停止しています。またその中でも棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋といった肩の動きに対しての特に大事な筋肉(回旋筋腱板)が停止しており柔軟性に欠けていると肩が上がりにくくなります。またそのまま放置してしまうと腱板損傷や四十肩の原因となってしまいます。肩甲骨はがしは肩回りの筋肉をアプローチして肩の可動域を良くしていき肩をスムーズに上げやすいようにします。また、肩こりの解消にも肩甲骨はがしは効果がでます。肩甲骨周りや背部の訓肉を緩めることによって首や背中のハリが解消され姿勢が良くなり生活していく中で肩こりが気にならなくなっていきます。 -
肩甲骨まわりが固くなる原因とリスク
Q,なぜ肩こりが起こりますか?
A, 現在は携帯やパソコンといった電子器具を当たり前に使っていく時代になり、また長時間のデスクワークが増えていきました。その時に必ずと言っていいほど頭が少し前にある状態、いわゆるストレートネックになっています。本来頭が正しい位置にあると頭の重さはしっかり分散されて支えられていますが前にある事により頭の支えが頚や背中の筋肉によって支えられてしまう為、常に緊張が強いられます。それが続いてしまうと筋肉ないの血管が収縮して血行不良になり筋がこわばり硬くなります。これが肩こりです。また更に放置してしまうと筋肉に限界が来てしまい腱板損傷や炎症が起きてしまい何もしていなくても痛みがでてしまいます。 -
肩甲骨はがしをするメリットとは?
Q,肩甲骨はがしをするといい事はなんですか?
A,肩甲骨はがしをすると肩甲骨まわりの筋肉の血行が上がり血液が流れやすくなります。血液は酸素と栄養素を細胞に届け、いらなくなった老廃物を受け取ってくれます。つまり細胞の再生の時間が短縮し筋肉の傷ついた線維が再生されることで肩こりの痛みが自然と消えていきます。また筋肉に直接アプローチをかけることにより筋の柔軟性が高まり、肩や肩甲骨の可動域が上がり腕の挙上や外転、伸展といった動きがスムーズに出来るようになります。肩甲骨周りの筋の張りが無くなる事で長時間のパソコンや携帯を使用しても疲れにくくなります。つまり仕事による支障が軽減され私生活も安定していきます。
自分でできる肩甲骨はがし
Q.肩甲骨ってどうすれば柔らかくなりますか?
A,まず正しい姿勢を維持する事で肩や肩甲骨周りの筋肉にかかる負荷が少なくなります。負荷がかかった状態でストレッチをしてもすぐにまた筋肉が収縮しすぐに戻ってしまいます。また、肩や背中の筋肉の負荷をなくすことでよりストレッチの効果が高まります。一つの例としてはバスタオルの端と端をそれぞれ持ち、両腕を上方に伸ばしそのまま耳の後ろに引くストレッチがあります。このストレッチは腕を引く事で肩甲骨が次第に内側に動き肩甲骨に停止する筋肉を自然と伸ばす事が出来ます。また筋肉を動かすため筋に血流が流れやすくなり柔軟性が高まります。この動作を1日10回3セット続けると肩甲骨や肩の可動域が高まります。
当院の肩甲骨はがしとは?
Q,当院の肩甲骨はがしの魅力は何ですか?
A,当院では主に「肩が上まで上がらない」「肩の張りが気になり仕事や勉強に支障が出る」といったお悩みの方が多く肩甲骨はがしをやられています。また肩甲骨はがしをやる事で「肩が上がりやすくなり上の荷物がとどくようになった」「肩の張りがなくなり仕事や勉強に集中して取り組むことができた」とお声を頂いています。もちろん肩甲骨はがしだけでも充分効果が出るのですが、当院のメニューの骨格矯正と一緒にやられる患者様も多くいます。骨格を正しい位置に整えたうえで肩周りの筋肉をアプローチする事により質が高まり、短い期間で効果を実感でき、なおかつ元の姿勢や筋肉に戻りにくくなります。